狂信的排他主義のStellaris攻略メモ

Big Pharma攻略情報 Part2 - Perk性能の詳細と寸評

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画像をPerk毎に一つずつきれいに並べたかったけど挫折。
誰か書き方教えて下さい。




今回はBig Pharma攻略情報のPart2です。
今回はDLCの追加要素であるPerkについて、主観に基づいた寸評を行います。

また今回に限らず、記事と違うご意見などもお待ちしてますので、宜しくお願いします。

そういえば去年の記事読み直してみたんですけど、文体違いすぎてもうね。
硬いゲームの記事を書くときはあんな感じです。
ふんわり系はこんな感じです。たぶん。

日本語訳もいつも通りのふんわり加減。

Perkとは

Big PharmaにおけるPerkとは、レベルアップで獲得したりするものでは有りません。
ゲームスタート時に最大2個まで設定できる、プレイヤーのパッシブ能力です。
ライバルNPCも法則性までは確認していませんが、取得しているようです。
これに関しては、Companyタブから確認ができます。

このPerkですが、こういった要素の例に漏れず、一部が大変強力です。
場合によっては封印してプレイするのも一興かも知れませんが、DLC入りでプレイする場合は無印より難易度が上がっていますので、やはり有ったほうが無難でしょう。

最初は最上段の4つのみアンロックされており、ゲーム中に様々な条件を満たすことで開放されていきます。
条件の和訳は需要があれば付け足します。


Recycling Expert(再利用の達人)

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原文 Effect 100% refund on sale of equipment.
和訳 効果 設備の売却時に100%払い戻される。
概要 売却価格を購入価格の100%にする

名前の通りのシンプルな効果。
売り払うときに損をしない、ただそれだけ。
別に要らないよね?


Trust Me I'm a Doctor(信じてくれ、私は医者だ)

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原文 Effect +10% Sales Rating for products with no active side-effects.
和訳 効果 副作用が発現していない製品のSales Rating +10%。
概要 副作用が発現していない薬のSales Bonus+10%

Sales Ratingに影響するSales Bonusを10%増加させる。
Sales Ratingが高い薬は、値段を上げても売れ行きが落ちないので重要。
他に選ぶものがない最初の頃は悪くない。
他の候補が開放されればお役御免になると思われる。

原文ではSales Rating+10%とあるが、実際に上がるのはBonusの方。 まあ大した違いはないけど。


Executive(幹部)

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原文 Effect Start the game with 3 bonus Executives.
和訳 効果 ゲームが3人の幹部を所持している状態で開始する。
概要 Executiveの所持数を最初から+3する。

通常9人が上限のExecutiveを12人まで持てるようにする。
最初から選べる割に、非常に強い。
幹部(Executive)の使い方が分かってくれば、なお強い。
例えば、薬一つにつきSales Bonusが+4%されるCross-Promotionのみで考えた場合でも、9人であれば+36%だが、それが12人なら+48%になる。
Cross-Promotionの場合は有効化している全ての薬が同じだけボーナスを貰える点に留意。
最終選択候補の一つ。


Jack of All Trade(なんでも屋

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原文 Effect All research projects come with a lvl 1 upgrade.
和訳 効果 全ての研究プロジェクトはLv1のアップグレードを備える。
概要 全ての研究において、習得時のUpgradeがLv1からスタートする。

通常Lv0からスタートするアップグレードが、Lv1が最初から有効な状態になる。
初期所持していない研究に関しては、研究完了した段階で適用される。

一見有用そうに見えるのだが、Lv1に上げるのに必要なポイントはたったの1pt。
それであるなら、自分でポイントを偏らせられる、後述のSpecialistの方が便利。

序盤は選択する事もあるだろうが、次第に使わなくなるPerk。


Genius(天才)

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原文 Effect +20% research speed.
和訳 効果 研究速度が+20%される。
概要 研究に必要な期間が20%短縮される。

つよい。
間違いなく最強の一角。 説明文と違い実際の効果は研究期間の短縮となっているようだが、実質同じようなものであるため気にしなくていい。
研究速度が早いというのは、新しい施設に一足早くたどり着けるということ。
何をするにしても新しい施設が手に入らないと始まらないゲームデザインなので、それを近づけるこのPerkは実感しづらいかも知れないが間違いなく壊れ。

ただし当然だが、すべての研究が最初からアンロックされているキャンペーンではただのデッドウェイト。
間違って選択しないようにしよう。


Over-Analyzer(超越した解析者)

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原文 Effect Start the game with access to the fully upgraded Analyzer.
和訳 効果 ゲームがフルアップグレードのAnalyzerにアクセス出来る状態で開始する。
概要 Lv3アップグレード状態のAnalyzerが開放された状態でスタート。

利点は唯一つ。
ゲーム開始直後から最高効率のAnalyzerで薬効のスイートポイントを確認できること。

問題点は次の通り。
UGLv3に必要な研究ポイントはわずか7pt。
Analyzer自体の研究に必要な研究者は一人だけで、期間もわずか1ヶ月。
最初期から解析できた所で、スイートポイントを最初から狙っていたら加工費が嵩んで収益がでない。
また、そもそも解析に素材を流す余裕もない。

残念ながら要らない子です。


Homeopath(同質療法)

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原文 Effect -20% side-effect strength.
和訳 効果 副作用の強さを-20%する。
概要 副作用が発現している場合、そのStrengthを-20%する。

使用したことがないため、-20%が乗算なのか減算なのかは不明。
ただしどちらであっても変わらず不要と思われる。
序盤において、クリーム剤を使用する場合などに助けになるケースはあるが、貴重なPerk1枠を使うほどではない。
また、中盤以降はそもそも副作用を発現しないように薬を作ることになるため、完全に機能しなくなる。

ちなみにHomeopathyとは、病気の元を服用して病気を治すという、18世紀末に提唱されたリアル毒をもって毒を制す治療法。
もちろん医学的な根拠はなく危険なため、今日においては殆どの国で保険適用外らしい。


Mixologist(バーテンダー

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原文 Effect Multimixer and Centrifuge process time is 1.
和訳 効果 マルチミキサーと遠心分離機の加工時間が1になる。
概要 通常2であるMultimixerとCentrifugeのProcess Timeが1になる。

筆者イチオシの最良Perk。

通常2つ並べねばならず、非常に場所を取るマルチミキサーと遠心分離機が1台で済むようになる。
スペースを節約できるということは、それだけで強い、というか便利。
直接出力に影響するわけではないので、最強というよりは最良
その部屋の中で薬を完成させられない可能性が大幅に減る。
無印と違いソケット接続があるため、致命的な状況ではなくなったが。

ある程度テキトーにラインを組む人や、逆にミッチリ詰めないと気がすまない人などにオススメ。
ちなみに私は後者です。

なお、Mixologistとは直訳すると「かき混ぜる人」「混合研究者」などとなると思われるが、転じてカクテルを作るバーテンダーを指すそうです。


Research Grant(研究助成金

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原文 Effect Start the game with an additional $50,000.
和訳 効果 ゲームが追加の50,000$をもって開始する。
概要 ゲーム開始時の所持金に50,000$加算される。

単純明快な能力。
但し通常の範囲のプレイであれば、初期資金が足りないことはまず無い。
借金から始まるキャンペーンであっても、資金が赤字でも破産BADENDがないこのゲームの場合は、助成金が利息の支払いに消えるだけだろう。
まだ好きなときに助成金を受けれる能力なら、返済不要のローンとして機能したかも知れないが。

まあ要らないです。


Local Network(地域連絡網)

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原文 Effect Ingredients start with 50% discount.
和訳 効果 薬効成分が50%割引で始まる。
概要 原材料が最初から半額で買える。

最強候補の一つ。
資金が不足しがちな最序盤に、一番コストが重い原材料費が半額になるのは立ち上がりの速さが段違い。
永遠に続く出費が常に半額ということは、浮いた利益で科学者が雇えるということ。
また、初期から利息の支払いが入る借金系キャンペーンや、営業利益(Operating Profit)や純利益(Profit)を条件にもつキャンペーンに特にオススメ。

但し当然ながら、ゲーム中盤以降は収入が安定するため恩恵が薄れる。
とはいえ、序盤に大きく抜きん出ることが可能なのは間違いない。

ちなみに一番やばい点は、原材料/薬効成分(Ingredients)を普通にUpgradeすることも出来る点にある。
最終的にどうなるかというと、50%+50%の100%Discountで成分が無料になる。
ちょっとあたまおかしい。


Slogan Writer(標語作家)

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原文 Effect Sales bonus from Booster effects is doubled.
和訳 効果 ブースター効果によるSales Bonusが2倍になる。
概要 同上。

黄色い薬効成分であるブースターは、条件を満たして有効な場合にSales Bonusが上昇する効果を持つ。
この上昇値が2倍になる。
具体的には、PillまたはCreamを条件とするものは20%→40%に。
薬効成分の系列(Family)を条件とするものは30%→60%になる。

効果自体が悪いわけではないのだが、ブースター効果はそれだけで1枠を専有するし、条件が満たせるものは限られている。
序盤に限れば有用では有るが、肝心のブースターミキサーが微妙に遠いし、ミキサーで混ぜると場所を取る。 カプセルとクリーム剤は最終的には使わない。
また、薬包と注射薬のブースターは存在しない。
Lv5の合剤などを作る際に混ぜ込めれば有用では有るが、それを作るにはMixologistのほうが向いている。

ちなみにアイコンには「早く効く!」と言う馴染みのあるフレーズが書いてあります。


Rigorous Trialer(厳格な試験者)

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原文 Effect Trials have 50% greater impact on Sales Rating and are twice as accurate.
和訳 効果 試験はSales Ratingを通常より更に50%上昇させ、2倍の正確性をもつ。
概要 治験(Clinical Trials)を行う際のSales Bonusへの影響量を50%上昇させ、+100%の正確性をもつ。

このPerkも説明文に誤植が有るため注意。
研究に治験の正確性を上げるものがあるが、これを最大まで取って+100%とした際の表示は200%なのだが、 このPerkを取っている場合は300%と表示される。
このため、2倍ではなく+100%が正しい。

また、Sales Ratingが上昇するのではなく、Sales Bonusの加算値が増加する。
この上昇値は加算ではなく乗算。(ex, 元が+20%程度の結果であれば+30%となる)

Perkの持つ効果自体は優秀で、製品ごとに一度しか行えない治験の効果を最大まで引き出せる変えの効かない能力を持つ。
ただし、通常でもきちんとした薬を作っていれば十分な効果が期待できる。(ex, 薬効150%の合剤などで+40%前後を確認)
このため必須というわけではない。
S++などのSales Ratingを見たいならオススメ。


Specialist(専門家)

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原文 Effect Start with 15 upgrade points.
和訳 効果 15ptのアップグレードポイントを持って開始。
概要 ゲーム開始時にUGポイントを15pt持っている。

研究をアップグレードするポイントを15pt最初から持っている。
Jack of All Tradeと違って、好きな所に投入できるのが強み。
但し所詮15ptであり、2つをLv3にするか一つをLv4にすると無くなる程度のもの。
序盤の収入に直結するため弱くはないが、これで稼ぎを出すくらいならLocal Networkの方が替えが効かない分有利。
悪くはないけど、他に有益なのがあるよね? そういうこと。


Undercutter(アンダーカッター?)

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原文 Effect Discounting is twice as effective at generating sales.
和訳 効果 割引は売上に2倍の影響をもつ。
概要 -

ソース(.data)を見ても効果がよくわからなかったPerk。
価格設定で%を下げると売れ行きが良くなる。
ここでマイナス%を設定した際に、売れ行きが2倍良くなるのだと思われるが、あまり実感がない。
そもそも通常の集客効果自体がプレイ中には数値化しづらい。

効果が判別できないので評価保留。
詳しい人教えて下さい。
Can anyone tell me detailed effects on this perk, please?

Perk名の和訳は適当な単語が思い浮かばなかった。
Undercutで値引きなので、惣菜に割引シールを貼るパートのおばちゃん的なサムシングかと思われる。


Briber(贈賄者)

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原文 Effect Disqualifying trial results does not lead to bad publicity but costs money instead.
和訳 効果 試験結果を失格にする場合、悪評の代わりにお金を支払うことで代替とする。
概要 -

治験の結果を受け取る際、気に入らない結果を失格として評価外にすることができる。
この際、一定確率でブンヤにすっぱ抜かれて薬のSales Bonusが下がったり、会社の評判が落ちて全体的な売れ行きが下がったり、薬が発売禁止(**BANNED**)になったりする。
これをお金を払うことで回避できるPerk、らしい。

そもそも悪評は回避するほうが無難であるし、"Suppress the Press"をアップグレードしておけば、1,2箇所の失格では滅多に悪評自体が発生しない。
そのため、私は選択したことがない。

権力者に賄賂を贈って報道陣を黙らせるのだ。
真っ黒。


Water Off a Duck's Back(馬耳東風)

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原文 Effect Your products cannot be banned.
和訳 効果 あなたの製品は発売禁止にならない。
概要 **BANNED**されなくなる。

未所持のため評価保留。
滅多に**BANNED**されないので開放すらされていない。

多分要らない。



結論

オススメとしては、"Mixologist" と "Local Network" と "Genius" 、"Executive"辺りから2つ。
個人的には "Mixologist" を外したときは合剤を作りたくないレベルで便利すぎる。
人は贅沢すると戻れないのだ。

テーブル使って丁寧に書いてると、意外と時間を食うことに気がついた今日此頃。
次回はやる気が出たら研究について書きます。